最近モチベーション下がり気味なので、アゲる意味も込めてカミングアウト。
タイトルに誘われて来た方、「そっち」の記事ではないッス(笑)
ちょっと古ネタ&長文なのだが、ご容赦を~。
実は、「BG-FIT」なるものを受けた。
BG-FITとは、スペシャライズド社で確立した、ボディジオメトリに合わせたフィッティングシステム。
・・・詳しいコトはコチラ(手抜御免汗)
何でこんなものを受けようと思ったのか??・・・それは、自分を変えてみたかったから。
何か意味シンになってまった(汗)ま、いいか!
昨年秋頃から「やってみたい」と画策してきた。
そして実行する日がやってきた。時は1月某日、場所は○×県某所(笑)。
ウチの親戚の叔父さんちが結構近い。今回は時間がなくて寄らなかったけど。
・・・ま、高速1,000円でもなければ行かないようなけっこう遠いとこなのだ(汗)
なかなか高速1,000円の恩恵に与れないけど、行動範囲が変わっちゃうんだから、影響は大きいよね。
ローラー台を使ってのフィッティングも行うとのことなので、半そでジャージにレーパン、タオル、シューズ、飲み物、薄皮あんぱん(笑)など、万全の体制で訪問。もちろん愛車も持参。
そのお店は木がふんだんに使われ、非常におしゃれなつくりだ。
高価なチャリが所狭しと並んでおり、しばらく眺めていたくなる。
その2階(ロフト?)にフィッティングスペースがあった。
さてその内容をば簡単に・・・。
今回のフィッティングは、カラダをニュートラルなライディングフォームに持っていくことが目的であるという。
長時間ラクにライディングするためのフォームを、数値とかではなく、カラダの柔軟性に合わせたセッティングをするらしい。
「すべてはライダーズハッピーのために」・・・うーん、オイラもハッピーになりたいぞー!
アセスメント。
身体の特徴のチェックや、志向を聞き取ってもらい、現状を確認。
一応・・・「平地・登りのすべてにおいて、パフォーマンスアップ!」・・・などという贅沢を言ってみた(笑)
病院の診察ベットみたいなものを使って、体の各部の左右のバランスなどを確認。
トーマステストとか(コレしか名称を覚えとらん汗)、いろんな方法で股関節や脚部の可動域の測定を行う。
股関節は、ペダリングをするための柔軟性に関しては問題ないそうだが、ハムストリングスの柔軟性は足りないと指摘された。ハンドルが遠く感じていたのはそのせいもあるらしい。
早い話「カラダがカタい」のだ。
立位体前屈をやれば、指が床にかすりもしない。「筋金入り」なのだ。
これについては今後、運動後や入浴後のストレッチを導入するよう勧められた。
冬のスキー以外は、なーんにもやらないオッサンだったからなー(汗)
それに、過度に骨盤を立てようとしているから、背中が不自然に丸められ、その結果ハンドルがさらに遠くなり肩甲骨の辺りが無理に伸ばされる、それに伴い首まわりに無理がかかり、首が凝り、肩が凝り・・・というわけだったのだ。
若干、ライディングフォームも修正することが求められる・・・というか、それも目的の一つであったのだ。
とにかく自分を変えたい。
車体のほうは、まずサドルの高さ・前後位置からチェック。
高さはほぼドンピシャだったのだが、若干前上がりを修正し、膝の位置からサドルを5ミリほど前に出してもらった。
シューズのクリートの位置も見直し。
勘で(?)合わせていたクリートも、ソールに印をつけたりして、きちんとした位置へ調整してもらう。
ただ、そんなに悪い位置ではなかったらしい。
次にローラー台で回してアップ。
出力が見えて楽しい。軽く160W指定で回し続ける。
前方に大きな鏡が設置されており、ねじり鉢巻で自慰行為に耽るウスラ禿のオヤジが写る。
思わず目を反らしてしまった(汗)
長い水平器を縦に使い、シールを貼った膝頭の上下の動きをじっくり観察してもらい、どんな軌道を描いているかチェックされる。
幸いにして、比較的まっすぐ踏めていたらしい。
そして、シューズのフットベッドを替え、足がさらにまっすぐ踏めるようシム調整、背中の詰まりを見ながらステム・ハンドルの位置を調整する。
スペシャライズドのフットベット、現物を初めて見た。
レッド・グリーン・ブルーの3色あり、どんな色分けなのかと思ったら、土踏まずのアーチの高さで分けられているらしい。
オイラ用に選んでもらったのは、「レッド」・・・すなわちオイラは「ヘンペイ」君なのだ(笑)
よくカミさんに笑われる。「あなたの土踏まずはどこにあるの??」
併せてカント調整用のシム。
これは、まっすぐ踏むための足の左右の傾きを変えるもの。
厚さはいろいろ、外へ傾く・内へ傾く調整ができる。薄ーいシムを入れてもらう。
「うーん、いい感じですねー」となったころは、さっきまでのシューズと別物と思えるくらいのフィット感が出ていた。
スペシャのインソールはいいよ!と聞いたことはあったが、はっきり言って別次元。
使っていたショックドクターはMTB用にしよう。
おまけに、ペダリング中の膝の感触にさっそく違いが感じられる。
今までは、何か膝の落ち着きがなく、いつも膝の通り道を探していたような気がしたが、今は堂々と自分の道を主張して、軌道を描いている感じ??かな。常に同じ軌道を描くことができるようになった。
コレだけでも、腰から下の落ち着きが違う。
安定した一体感が感じられた。
特製ステムは、BG-FITになくてはならないアイテム。
実走には使えないらしいが、ほんのちょっとの調整・操作で、突き出し量やライズ角を変えることができるスグレモノで、瞬時(でもないが)に合わせることができる。
いくらなんでも、実車でステム入れ替えして合わせるとなると、その作業だけで大変である。
肩の辺りや、ペダリング時のカラダの動き具合をチェックしながら、少しずつ調整。
最終的には、ハンドルが5ミリ以上高くなり、初めは「ん?変な感じ・・・高すぎるやんかー!」
・・・と思いきや、下ハン握ってもちっとも苦しくない。
見てくれたS田さんいわく、「肩甲骨のところに無理がかかるとヘコミが出ますが、これなら出ないようですね」
さすがに、そんなところまでは自分ではチェック不可能。
とてもラクチンになった。
「無理のない、いいフォームになったと思います」といわれた。
確かに鏡で横から見ても、背中にはごく自然なアーチが描かれ、腕も伸びつつわずかに曲げられ、車体との一体感すら感じられる。
自分で言うのも何だが「かっちょいい」。
ペダリングしても違和感が全くないため、長時間・長距離を試してみたくなった。
長時間下ハンを使えることができるようになれば、空気抵抗も減り、巡航速度も上がるのでは・・・???
ほほ~、BG-FIT恐るべし!・・・である。
![CA3A0952.JPG](http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/52e4b574bd19625504f9b46ff7a635b7/1268040407?w=200&h=150)
最後に、トレーニングのワンポイントを教えていただき、終了。
ここまでで4時間以上が経過していた。思いのほかあっという間だった。
オイラの場合、ライディング後や入浴後のストレッチと、片足ペダリングで効率アップを目指すのが良さそうだ。
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時間とお金はかかったが、今までわからなかった部分が解消され、キチンと理論立てたフィッティングに満足×2。
何よりも、客観的な評価により、雲をつかむようだった理想のフォームに一歩近づけた気がする。
やっぱりどうせなら、ロードレーサーにはカッコよく乗りたいものである。
何か、今まで以上にモチベーションがアゲアゲなのだ!
・・・さて、フィッティングは終了したものの、大事なところに気がついた。
それは・・・
言い訳ができなくなっちまったYO~(苦笑)
どんな結果が出ようとも、すべて「エンジン」のせいなのら。
おまけに、今年は乗る時間も減りそうだしなー(汗)
それにしてもBG-FIT、とてもよかったと思う。
大幅に変更がないと損した気分になってしまうが、客観的に確認できるのはいいことだと思う。
フォームやポジションに不満や不安をお持ちの方には、ゼヒオススメしたい。
・・・あ、いや・・・みんな速くなっちゃうと困るから・・・やらないでください(笑)
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東京まで行ったんですか?
最近もっとハンドル遠い方が楽かもな~って感じていますが、慣れちゃってるもんで、いじるのが怖い。科学的にFIT・・・やってみたいなあ~
いーんです!!
コンセプトストアではだめらしいですけど・・・他のところはモウマンタイっす。
一度リセットしてでも、と思われるのなら、ぜひお試しあれ~(^^)
どこさあんんだいそれ?高いのかい?
スキーもそうだけど、客観的に見せられると・・・ない。
近いとこは「ごめんねごめんねぇ~」県と「赤いプルトニウム」県だべか??