自転車に乗り始めて1年と4ヶ月。
100キロというのは大冒険以外の何ものでもなかった自分が、そんな距離を走るなんて・・・。
![CA3A0736.jpg](http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/52e4b574bd19625504f9b46ff7a635b7/1253625518?w=150&h=200)
9月20日23:30、集合場所に向けてスタート。
仮眠もあまり取れなかったのだが大丈夫だろうか?
集合場所まで10キロくらい、足もよく回る。
この壮大な計画は、sugano隊長、I條さん、僕の3名で実行。
自転車屋の店長がなんと、軽トラで途中までついてきてくれることになっていた。
伊達、梁川と進み、R349を丸森へ向かう。
もちろん真っ暗だが、軽トラとはいえ、車のライトはありがたい。
おかげでスピードも上がり、丸森へ無事到着。
![CA3A0699.jpg](http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/52e4b574bd19625504f9b46ff7a635b7/1253625144?w=200&h=150)
さらに角田、柴田、R4を進み仙台へと到達。
R45に入ると車は少なくなる。塩釜、松島と進む。
100キロ超えていた。
![CA3A0702.jpg](http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/52e4b574bd19625504f9b46ff7a635b7/1253625145?w=200&h=150)
![CA3A0703.jpg](http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/52e4b574bd19625504f9b46ff7a635b7/1253625146?w=200&h=150)
松島でちょうど夜明け、でもあたりはまだ暗く、人もいない。
![CA3A0704.jpg](http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/52e4b574bd19625504f9b46ff7a635b7/1253625253?w=200&h=150)
石巻も過ぎ、「北上川」の文字が目に飛び込む。
そんなところまで来てしまったのか・・・。
それにしても、早朝の車の少ない道路はなかなか気持ちがいい。
そろそろ、疲れと睡魔が・・・。
コンビニに寄っては食べ物を口にする。
僕は、寒いせいかトイレが近く、あちこちでマーキング(笑)
次に同じルートをたどるのも容易かな??
![CA3A0708.jpg](http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/52e4b574bd19625504f9b46ff7a635b7/1253625255?w=200&h=150)
suganoさんが地図を用意していて、その枚数がだんだん減っていく。
![CA3A0710.jpg](http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/52e4b574bd19625504f9b46ff7a635b7/1253625345?w=200&h=150)
200キロの終点も近づいていく。
北上川沿いの気持ちのいいルートが続く。
毎日でも走りたくなるような、いいところだったな。
![CA3A0705.jpg](http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/52e4b574bd19625504f9b46ff7a635b7/1253625254?w=200&h=150)
ついに県境の看板「一関市」の文字に感動する。
![CA3A0713.jpg](http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/52e4b574bd19625504f9b46ff7a635b7/1253625346?w=150&h=200)
R342は一関に入ると、アップダウンを繰り返す。
きつい登りではないのだが、後で長距離を走った一行を苦しめることとなる・・・。
市内中心部へ近づき、ついに、200キロ!!
![CA3A0717.jpg](http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/52e4b574bd19625504f9b46ff7a635b7/1253625378?w=150&h=200)
10時、一ノ関駅へ到着。ちょうど10時間経過。
![CA3A0719.jpg](http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/52e4b574bd19625504f9b46ff7a635b7/1253625414?w=150&h=200)
![CA3A0718.jpg](http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/52e4b574bd19625504f9b46ff7a635b7/1253625379?w=200&h=150)
観光地めぐりが目的ではない我々、走り屋なのか?と談笑。
正直、同じ距離を走って戻ると考えると、気が遠くなる思いだ。
ブルベで600キロ、1000キロ走ってしまう方って、どんな気持ちなんだろう・・・。
時間を追って重くなる身体に鞭を打ちつつ帰路につく。
先ほどのアップダウンと相まって、向かい風ときたもんだ(泣)
![CA3A0720.jpg](http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/52e4b574bd19625504f9b46ff7a635b7/1253625415?w=200&h=150)
交互に先頭に立ち、牽く、牽く。
疲れてくると、牽かれるときって、こんなに楽なのか・・・と感心してしまう。
それともう一つ、心拍数が上がらない。多分疲れているからだろう。
1時、ようやく昼食。
こじんまりした町の食堂でラーメンを食べる。
あっさりしていてとてもおいしかった。
![CA3A0722.jpg](http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/52e4b574bd19625504f9b46ff7a635b7/1253625463?w=200&h=150)
![CA3A0721.jpg](http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/52e4b574bd19625504f9b46ff7a635b7/1253625416?w=200&h=150)
大盛をあっさり完食。
疲れもピークに近づきつつある。
北上川沿いの気持ちいいルートも単調に感じ、疲れや睡魔を増幅させる。
I條さんに異変が。関節の痛みを訴える。
いつもは重いギヤを力強く踏むペダリングが出来ず苦しそう。
来るときに気になった足湯の文字。
思い切って入ることに。
![CA3A0727.jpg](http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/52e4b574bd19625504f9b46ff7a635b7/1253625464?w=150&h=200)
非常に気持ちいい。
皆に笑顔が戻る。
ほかのお客も入っているが、まさかチャリンコで福島から来たとは思わないだろう。
それも日帰りで。
石巻市内で薬(あぶらないほう)を調達。
I條さんのひざも、何とか大丈夫のようだ。ゆっくり進む。
松島まで来た。
朝はあれほど閑散としていたのだが、さすがは観光地。
松島に入る手前は大渋滞、人も一杯。
少し多めに休憩。
![CA3A0729.jpg](http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/52e4b574bd19625504f9b46ff7a635b7/1253625465?w=200&h=150)
![CA3A0730.jpg](http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/52e4b574bd19625504f9b46ff7a635b7/1253625497?w=200&h=150)
![CA3A0731.jpg](http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/52e4b574bd19625504f9b46ff7a635b7/1253625498?w=200&h=150)
仙台へと戻ってきた。
R4を岩沼まで進むことにしたのだが、車が非常に多い。
suganoさんが先頭になり、軽快なハンドリングで、速いペースで車を縫う。
MTB乗りの「虫」が目を覚ましたのか??
・・・ついでがんに~。
R4をそれると、いきなり真っ暗に。
あとは行灯のようなライトの明かりにたよるだけ。
最近のライトは明るくなったが、エネループなどの充電式の電池の威力はすごい。
コンビニで調達できるアルカリ電池(ロボットに入れたりするやつ)では、明るさを長時間維持できないのだ。
これはいい教訓になった。
![CA3A0733.jpg](http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/52e4b574bd19625504f9b46ff7a635b7/1253625499?w=200&h=150)
「疲れた」「眠い」それ以外の会話があまり成立しなくなってきた。
それもそのはず、300キロ以上走ってきたのだから・・・それも寝ずに。
![CA3A0735.jpg](http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/52e4b574bd19625504f9b46ff7a635b7/1253625517?w=200&h=150)
角田、丸森、梁川と進み、伊達からR4へ。
福島に帰ってきた。
もっと感慨深く感じられるかと思うと、そうでもなく。
疲労困憊とはこのことなのか。
suganoさん、I條さんと別れ、一人で福島市内を進む。
多分もう走ってしまったのだが、サイコンがスリープになったまま少し走ったので400キロにならない。
実家の近所のCRを一回り、そしてアラーム。400キロだ。
ついに走ってしまった。
実家に帰り、シャワー、ビールで沈没、泥のように12時間眠り続けた。
1日で400キロを走る。
達成してしまったが、身体に与えるダメージを思い知らされた。
とにかく、疲れた・眠い、その言葉だけになってしまった。
年1回くらいならやれるかなぁ・・・。
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私も、思ったほど達成感、満足感を味わえずにいました。
やっぱり、疲れすぎなんでしょうかね。
でも、私から見ればNXNさんは非常に元気に見えましたよ。
仮に、目標を500キロに設定してたら、どうなってたんでしょうね。
あの感じだと朝の5~6時ぐらいに到着かな?
死ぬな。。。。。。
自分で書いてて、ゾッ!っとしてます。
寝れないのが一番辛いっす。
元気そうに見えたのは「カラ元気」ってことで・・・(^^)
>仮に、目標を500キロに設定してたら、どうなってたんでしょうね。
そんなこというと、実行することになっちゃいますよん(汗)
なんだか「いないいないばあ」に見えるんだげんちょも・・・。
あたしゃ限界です。
これ以上の距離は、けんちゃんに任せるよ~♪
泊まりなら乗るかも?かも??
自主的に 470km ほどを走ったあと,600km ブルベ完走後,
ともに「うん?こんなもんか?」でした。
今一の中で一番達成感があったのは,昨年10月の「トレース399」でした。
個人的に一人で走ったからですかねぇ?
#600kmブルベ(全部ではないですが)も 470km のシミュレーション走行も
複数人で走りました。
なにをどうすれば満足するんでしょうねぇ?
自分にとっては,多分,1000km ブルベを完走しても同じような感じだと思うんですよ,..。
疲れすぎて、無事帰った安堵感は大きかったんですけどね。
ただ、友達からのおめでとう電話で、「あ、大変な距離走ったんだな」という達成感のようなものは感じました。
思うに、まともに走れる限界は超えているということだと思うんです。
ナデラマンさんみたいに、山岳を含む長距離をこなすには、鍛練が足らんのですよ~(^^;
&たいへんお世話になりました〜。
伊達で別れた後、
あのあと、
あ、へ、ひ、ヒデブ〜ッ!!!(笑)(涙)
伊達で泣き別れになってしまいました(^^;
それにしても、痛みに耐え、よくあのペースで・・・スゴイ!!
あのあとのsuganoさん、ものすごく速くて、ついでがんに~がったです。
福島市内に帰った後、メーターを400kmにするためのCR一回りは相当きつかったでしょうね。私なら写真を合成してごまかしちゃいます。
今は疲労の回復に全力を注いでください。日帰り400km達成おめでとうございます。
大冒険ですね~やっぱり。
こんな冒険は2年に一度、記念日行事でいいかもしれません。
CR一回りは、意外と惰性で走れるのですが、電池の切れそうなライトで漆黒のCRは、ホント自殺行為です(汗)
丸丸一日を漕ぎまくった訳ですね。
壮絶とまではいかないでしょうが、この記事読むと
後半はそれに近い感じになってますね。(涙)
その辛さ(睡魔も含め)スゴく伝わりますぞ。
恐ろしや、自転車地獄!一度入ったら抜けられない、
まるで○○剤のような・・・・(ピー!!)
もうやらないと言いつつも、暫くするとその苦痛と快感が忘れられず、また手を出してしまう。まさにMだからこその自転車ハマリ道ですな。
次は500いや600ですか。
どうもありがとうございます。
寝ないで走るにはあまりにも・・・。
おっさんにはきつすぎますよー!
寝られる・・・というか泊まりならもっと遠くもありかも知れませんが・・・。
残るは「目の前ニンジンぶら下げ方式」くらいしか思いつきません(^^;
おいらもない
やったがんない
これで
なかまに
いれて
もらえっかい?
ん?いいがい?んん?
すごい~~~!それも一人だってか!!
おらぁ寂しくてナギそうだな・・・
福島に「ちゃりけん」あり。
まぢがいねえ!!